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「火星のプリンセス」デジャー・ソリス役にはこの人しかいない!=エリス中尉

いつもお邪魔して勉強させてもらっているブログ主様のEさんが先日取り上げてらした話題を、ちょこっとパクらせてもらいます。(Eさん、断りなしにすみません)

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挿絵の中の女性は「火星のプリンセス」であるデジャー・ソリス。
美しいですね。
この絵は挿絵作家の武部本一郎画伯に拠るもの。
画集も出ております。(中古価格が18万円って・・)

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(2003/05)
武部 本一郎

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この美しいデジャーソリスを、もし映画で演じるならこの人しか居ないと昔から思っていた女優さんがいます。
(「火星のプリンセス」は2012年に「ジョン・カーター」(クリックどうぞ)として映画化され、デジャー役はリン・コリンズだったが、この人では何か違う感が・・・)

ガブリエル・ドレイクです。
知る人ぞ知る、知らない人は何も知らない
1970年放映の「謎の円盤UFO」でエリス中尉役だった人。

  ガブリエル・ドレイク2

エリス中尉ばかりを集めた動画↓
Gabrielle Drake as Lt Ellis Tribute



女から見ても惚れ惚れするキリっとした美しさ、可愛さですね~。
けれどこの人も現在は70才・・
若い時にデジャー・ソリスをやって欲しかった!
イギリス人俳優・女優もやはりハリウッド系に進出しないと大作に出られないんでしょうかねえ。

もちろん「謎の円盤UFO」本編は忘れられない秀作でした。
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エド・ビショップ、マイケル・ビリントン 他

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40年経った今見ても古い感じがしない。
単にUFOと闘うだけでなく、隊員同士の確執、化学兵器の問題や宇宙ゴミまで扱い、それに心理ドラマとしても大人の鑑賞に耐える。
まあとにかくかっこ良かった!


それでは最後に、美しいもの好きな老若男女の皆様に、ちょこっとサービス

  ガブリエル・ドレイク





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コンラッド原作映画 「輝きの海」 は秀作

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レイチェル・ワイズ、ヴァンサン・ペレーズ 他

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『輝きの海』(Swept from the Sea)は、1997年のカナダ・イギリス・アメリカ映画。
ジョセフ・コンラッドの短編小説『エイミー・フォスター』を映画化。

たいして流行らず地味な映画ですが、とても秀作であると私は思っています。

(この動画は画像があまり良くないです)
Swept From The Sea - trailer



原作の著者ジョセフ・コンラッドは「闇の奥」が代表作。(映画「地獄の黙示録」の原作と言われている)
以前書いた記事↓
映画の元ネタ本

原作が優れているからか原作の良さを失わず映画化出来たからか、ただの恋愛物ではないと思わせる軽々しさの無い作品と思います。
ストーリーは以下の通り
(全編ネタバレになっているのでご注意を)

20世紀初頭、英国南西部コーンウォール。エイミー(レイチェル・ワイズ)は両親が正式に結婚する前に生まれてしまったゆえに、彼らからもうとまれ、はずれ者として閉鎖的な村で孤独に生きていた。海岸の漂流物を集め、その隠し場所の洞窟で憩うことだけを心の慰めにしていた彼女だが、そんなある日、村に嵐で難破した船の生き残りである男ヤンコ(ヴァンサン・ペレーズ)が現れる。村人はウクライナ人で言葉も通じないヤンコを狂人扱いし、彼を助けようともしないが、エイミーだけは彼に救いの手を差し伸べた。よそ者のヤンコを迫害する村人から彼を守り、世話を続けるエイミー。いつしかふたりは固い絆で結ばれた。やがてヤンコはスウォファー家の父と娘(ジョス・アックランド、キャシー・ベイツ)に使用人として雇われ、チェスが縁で医師ケネディ(イアン・マッケレン)とも知り合い、ケネディから英語も教えられ、村に溶け込む努力を始める。村人はよそ者の彼とエイミーを引き離そうといやがらせを続けるが、ふたりの愛を壊すことはできず、ふたりは結婚式を挙げた。海を見下ろす高台の小屋で暮らし始め、男の子ももうけたふたりだが、ふたりにはまだ試練が待っていた。嵐の晩、ヤンコは風邪をこじらせて高熱を発した。エイミーはうなされて「水がほしい」という彼の言葉がわからずに何もできないまま、夜明けに彼は息を引き取ってしまった。悲しみに沈むエイミーだが、彼女は運命を受け入れて生きていこうとするのだった。



レイチェル・ワイズが美しい。
雰囲気がケイト・ウィンスレットに似ているような。
映画自体も「タイタニック」と同年制作。どちらも時代背景も絡めての恋愛物であるがタイタニックの影に隠れてこちらは殆ど話題にもならなかった。
おばさん女優のキャシー・ベイツは「ミザリー」でアカデミー主演女優賞を取った人で、上記両方に出演しており「タイタニック」ではジャックを何かと気遣ってあげる成金オバチャンの役、「輝きの海」では変人のヒロインを諭したり守ったりしてイイ味出している。

レイチェル演じるエイミーはかなり変わり者で、今で言うとコミュニケーション能力に欠けるというか徹底的に要領が悪い、頑固という感じのヒロイン。

英国南西部の大西洋に面する岬の風景が雄大で美しい。
1900年代初め頃が舞台となっていて世界一の大国であった英国であるのに、さすがの英国でさえ田舎となると昔ながらの素朴で少し迷信的で外界への警戒心が強い村人の様子も描かれていて興味深い。



そして恋愛物となるとやはりラブシーンでございます。
youtubeではこのシーンだけの動画の方が視聴数が激高くなっています、皆さん好きですねえ~
これは名場面と言えると思います。
ちょっとエロいのでこっそり張りますので18歳以下の方は見ないで下さいませ。

Swept From The Sea クリックどうぞ


「勝利への賛歌」=映画「死刑台のメロディ」

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1972年 イタリア・フランス合作映画

1920年のアメリカ合衆国・マサチューセッツ州で実際にあったサッコ・バンゼッティ事件を正面から描いた史実的社会派ドラマである。アメリカ史の汚点的冤罪事件として語られる事件をジュリアーノ・モンタルドが映画化。イタリア移民のサッコとバンゼッティがいわれなき死刑を受けるまでを描いている。


(公開当時観たきりで記憶が曖昧なので、詳細を調べて書いております)
冤罪の悲劇というだけでなく、マッカーシズムにも繋がる「アメリカの正義」とはいったい何かと疑問を投げかけてもいる。
アメリカの正義をマニフェスト・ディスティニー(明白なる運命・天命)にまで広げるなら、アメリカはインディアン殲滅から日本潰し、フセインにビン・ラディン、カダフィも? 色々やってくれたものだ。
けれどアメリカについては一面だけを見るのも危険だし、事によっては国家なりの正義を守るために必要な場合もあるだろう。
逆に潰された側が強力に悲劇の主人公ヅラする場合、深く確認しないままどっぷり同情的になるのも警戒せねばならない。
「サッコとヴァンゼッティ事件」の場合は映画で見る限りは、電気椅子のシーンも相まって人道は人権はどこへ行ったと同情的にもなってしまうが、映画=事実でないことは意識しておかないと。

とにかくジョーン・バエズ歌う「勝利への賛歌 Here's to you」が印象的で覚えて歌ってしまう。

Here's to you, Nicola Sacco e Bartolomeo Vanzetti



Here’s to you, Nicola and Bart
Rest forever here in our hearts
The last and final moment is yours
That agony is your triumph

ニコラとバート、あなたたちに祝福を
我らの心の中で永遠の安息を
最後を決定づける瞬間はあなたがたの手にある
その苦悶さえ勝利となる


どちらが正しく正義であるとか安易に判断は出来ないし、そもそも国家によって人に拠って正義の定義さえ曖昧だ。
けれどそれとは別に自分が正義と考える事を発信することは必要だ。
イタリアが映画を作り、「アメリカの正義」を告発し、しかもアメリカ人(メキシコ系ではある)のジョーン・バエズに英語で歌わせ世界に発信した。
それが出来たイタリアがとても羨ましい。


トラウマ映画 「怪奇!呪いの生体実験」「ペットセメタリー」

コモンポストの記事
↑「頭を切り離して別人の体に移植する頭移植手術プロジェクト」
これを読んでいて思い出した。

古いトラウマ映画を。

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ダナ・アンドリュース、アンナ・パルク 他

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youtubeに出ていたので貼っておきます。
最後の場面まであります。




☆解説
1966年製作のイギリス・アメリカ合作映画。
アメリカでは1967年公開、日本では未公開だが1971年TV放送された。
当時、衝撃のラストシーンが話題となり何度か再放送され、多くの子供たちにトラウマを残したと云われる怪奇映画の秀作。
ナチス・生体実験・冷凍人間など当時のヒット要素を盛り込んだSFホラーだが、エロ・グロに奔らず堅実なストーリーで恐怖を表現している。


「多くの子供たちにトラウマを」←はい、正に私がそうです

今時のホラーやスプラッター映画に比べたら何でもないが、当時としては、それに子供に取ってはそりゃあ衝撃的でありました。

最後の方でかすれた声で「ジーン・・ジーン・・」と呼びかける(吹き替え)声が耳に残って何日も何ヶ月も蘇って怖かったなあ~。一緒に見ていた姉とふざけてジーン・・と真似したりアホな事もやったけど

あの頃のホラー映画は怖がりながらも裏が見えるというのか、腕だけの生き物が動いても壁の後ろに人がいるでしょ、とモロバレな所もご愛嬌。
分かってはいても結末の「bury..bury me...(埋めて、埋葬して・・)」は怖いと同時に哀れ可哀想で、そこがトラウマ映画たる所以です。


トラウマ映画と言えば
最近のえげつないホラー映画は殆ど見てないが、83年の「ペットセメタリー」はキツかったです。

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ディル・ミッドキフ、フレッド・グウィン 他

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子供と猫を酷い目に遭わせやがって~~スティーブン・キングはええかげんにしいや~
絶望的に救いが無い結末が衝撃でありました。
可哀想で二度と見られません、ヘタレな私は。



「禁断の惑星」

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ウォルター・ピジョン、アン・フランシス 他

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=====
内容紹介
西暦2200年、人類は他の惑星への移住を開始した。折しも惑星アルテア4に接近した宇宙船が危険を告げる怪電波を受信した。警告を無視し着陸したクルーたちを迎えたのは20年前に生息を断ったモービアス博士と娘のアルタ、そしてロボットのロビーであった。博士はこの星には怪物がおり、謎の死を運んでくるという。だがクルーたちは博士の言葉を信じず開発にかかる。やがてクルーたちは次々に殺されていった…。

(以下 ネタバレ注意)

いよいよ怪物の猛威が彼らに迫ったとき、クレール人の遺跡のエネルギーが最大出力に達していた事に気付いたアダムスは博士を問い詰める。そして彼は、怪物の正体が「イドの怪物」とでも呼ぶべき、モービアスの潜在意識、自我そのものだということを見破る。移民団やC-57-Dの乗組員を襲った怪物も、実は遺跡の装置によって増幅され具現化したモービアスの潜在意識(憎しみ)のなせるわざであった。そしてクレール人も、自分たちの潜在意識を制御しきれず、巨大なエネルギーでお互いに殺し合い、自滅したのだ。怪物はアダムスや博士達に襲いかかる。
=====

1956年作、この時代にSF映画に潜在意識という心理学見地を取り入れたのは画期的で、後のSF映画に広がりを与えた影響は大きい。

それにしても「イドの怪物」は子供が見ても強烈だった。
見えない怪物が階段をぐにゅっと潰しながら迫ってくる・・
科学の粋を以ってしても防御も抵抗も叶わない、怨念の塊である怪物。

さてそのイド(ラテン語id)とはドイツ語でのエスesでありまして以下wikiより

エス (Es) は無意識に相当する。正確に言えば、無意識的防衛を除いた感情、欲求、衝動、過去における経験が詰まっている部分である。
エスはとにかく本能エネルギーが詰まっていて、人間の動因となる性欲動(リビドー)と攻撃性(死の欲動)が発生していると考えられている部分である。これをフロイトは精神分析の臨床と生物学から導いた。



あと有名なのがロビー・ザ・ロボット
スター・ウォーズのR2/D2、「宇宙家族ロビンソン」のフライデー、おまけに「キャプテン・ウルトラ」のハックなどはこれの子孫と言える。

今見れば造りが稚拙に見えてしまうが、クルール人の超絶科学的エネルギー発生装置遺跡の様相も、後の色んな映画に影響が見られ、どこを取っても先見性が凄い。



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