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映画「バニラ・スカイ」とサイエントロジー

ポール・マッカートニーが急病で全公演中止となったようです。
私は10代の頃はビートルズに熱中しましたが、4人のソロについてはそれほどでも無い・・
90年のポール来日の時には京セラドーム公演に行きました。前座のサーカスみたいのが長かった~~アリーナ後方では見えにくかった~ってモンクばかりかいな
今回は残念ということで、もし再来日があるなら今度は行こうかな。

そのポール・マッカートニーがタイトル曲を歌った映画「バニラ・スカイ」
(以下ポールとは関係ない話になります)

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トム・クルーズ、ペネロペ・クルス 他

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不思議な映画です。
どこまでが現実なのか夢か幻想なのか。
キャッチ・コピーは「あなたが想うあなた自身は幻に過ぎない」

とても印象に残るのが↓のシーン。
ビーチ・ボーイズの「グッド・バイブレーション」が効果的に使われて、曲が何倍にも増幅してかっこよく聴こえる。

Tech Support!! (Good Vibration)



悪夢に陥っていることを悟ったトムクルーズが「tech support(夢先案内人のようなもの)」と呼んで叫ぶところです。
何ともサイケというか怖いような・・・でも何度も見たくなるシーン。
「これは夢だ、悪夢なんだ、目覚めさせてくれー!」と私も叫んだことがあります。夢の中で。胃腸の調子が悪い時に(笑)。

監督のキャメロン・クロウは元ローリング・ストーン紙の記者ということで、音楽畑を歩いた人らしくサイケ音楽の時代を好んでるのでしょうか。
好むというよりもうアッチ側へ足を踏み込んでいる人かも知れません・・
トム・クルーズがサイエントロジーの信者というのは有名ですがクロウ監督もその可能性がありますねえ。

サイエントロジー(Scientology) wiki

以下wiki抜き書き

サイエントロジーは、「個人の精神性と能力と倫理観を高めることによって、より良い文明を実現しよう」と主張する宗教団体である。
精神医学を真っ向から否定し、精神安定剤などの服用を非常に嫌う。精神科医の用いる向精神薬が、ほとんど麻薬に近い効果を発揮するためだとの主張である。
『7500万年前、宇宙はジヌー(XENU)という名の邪悪な帝王に支配されており、その世界で人口が増えすぎたのでジヌーは手下の精神科医に薬を使わせて人々を眠らせて冷凍し、輸送機で地球まで運搬し、火山の火口に投げ捨てて水爆で爆破して始末した』という伝説を教義のひとつとして信じている。



なんだかよく分かりません・・
つまりドラッグ無しで合法的自主的トリップをしよう、みたいな?
上の動画の中で「夢の世界」を創造する会社の女性がThis is a revolution of the mind.と囁いていますが、いかにも60年代頃のサイケデリック文化・革命を感じさせます。

最近アメリカでは一部の州でマリファナが解禁になったようで、若い頃サイケ時代を経てきた大人達が体制側になったというのも一因でしょうか。
抑えても違法にやる人が多過ぎるせいかも知れない。
ASUKAみたいのは論外として、日本でも医療用大麻だけは限定的解禁していいのではないかと父の介護をしていた事から私自身は思ったりします。

話題が逸れまくってきたので元に戻して。
トム・クルーズはサイエントロジーに嵌っているというので特に欧州では疎外されているらしいです。
危険なカルト視されているのでしょう。
カルト絡みであるとしても「バニラ・スカイ」はなかなか面白い、出来のいい映画だと私は思いますが。



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映画「バトルシップ」の元ネタは「レーダー作戦ゲーム」

今日は子供心に戻ってノー天気な話題を語ります、「!」マークが多く出てきます。

映画「バトルシップ」
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テイラー・キッチュ、浅野忠信 他

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映画『バトルシップ』特報映像



映画館で観た時に前の方のシートを予約していて、あまりのド迫力に酔ってしまった・・
それくらい大スクリーンで観る価値があったということですが。
実にB級映画の最高傑作です!(褒めてるんです)

人気があったようなのに元ネタについて語られる事があまりないのは残念。

元ネタとはこれ↓
レーダー作戦ゲーム ←クリックで拡大
 
海戦ゲーム wikiより

海戦ゲームの変種として、レーダー作戦ゲームがある。アメリカからの輸入ゲーム(英: Battleship)として、タカラから発売されていた。海戦ゲームとの違いは、以下の通り。
1.マス目の設定は縦横10マス。
2.軍艦に耐久力は設定されない。その代わりに大きさが設定され、空母(5マス)、戦艦(4マス)、巡洋艦(3マス)、潜水艦(3マス)、駆逐艦(2マス)となっている。軍艦のマス目全部に攻撃を受けると沈没となる。
3.軍艦は移動できない。
4.軍艦の隣接マスに攻撃を受けた場合、「水しぶき」などの申告をしなくてよい。
5.各戦艦にコストや回数制限付きで特殊な攻撃がある。(索敵・絨毯爆撃・連続攻撃等)

海戦ゲームと比べて、戦略性の面では単純化されているが、軍艦の向き、並びなど配置の仕方がより重要になる。



タカラでの日本名が「レーダー作戦ゲーム」で、本国アメリカではBATTLE SHIP
つまり映画の原題BATTLE SHIPと同じなのです!

子供の頃(1960年代)夢中になって遊んでたので制作者や監督がそう言わなくても分かるのです!

(以下ネタバレ含みます)

映画のストーリーは1行で言うと
「人類を襲ってきたエイリアンに日米の海軍・海自が組んで闘う」なわけですが、イージス艦隊もやられた後の最後の頼みの綱として出てくるのが戦艦ミズーリ。
アナログなままの戦艦で闘うに当たってあのゲームと同じ海図マス目が出てきます。
そのマス目も敵エイリアンから発射される砲弾もこれまたゲームとそっくり!
(レビューなどでは「地球まで来れる宇宙人にしては原始的じゃないか」と言われたりもありましたが、制作した側はきっとこれがやりたかったんですって!)
ゲームと同じにしようと思ったのか艦船の横っ腹に何個も刺さるっていうのがまた憎いじゃないですか~。
観ながら「ゲームのあれだ!」と叫びたかったけど、オバハンがそんな事したら病院行きなので黙って見ました

他にも色々ネタが盛り沢山で、追い詰められた最後の手段として浅野忠信演じる海自隊員が「方法がある」と言って出してくる戦法がまた凄い。
東郷ターンと呼ばれるものです。(それの極端バージョン?)

私も詳しく知らなかったので知恵袋より。
日露戦争で東郷平八郎がとったT字戦法,東郷ターンって何ですか。 クリックどうぞ

Battleship

2:10~に砲弾(ゲームのピン)が刺さるシーン、4:20~に戦艦ミズーリの東郷ターン!
挿入歌もAC/CDやジョン・フォガティのロックだらけでカッコいい。


戦艦ミズーリで闘うということで日本軍降伏調印式が行われた戦艦なので、監督もちょい気を使ったのでしょうか。
日本人が過去戦果を挙げ、日本人が出した案でエイリアンを撃滅する構図になっております。

それにしてもこの映画は海自や旭日旗があちこちに出て来るので、例のあの国がインネン付けて来なかったのかなと思ったら、ありましたよ~。
韓国人がハリウッド相手に発狂中 U-1速報より

やっぱりね。


追記で。
バーグ監督の言葉。
「資料調査のため真珠湾を訪れて米海軍艦と日本の海自隊軍艦が並んで停泊しているのを見て第二次世界大戦の時、敵だった米国と日本が今はとても親密な友好国になったという事実を知って驚き、このような興味深い状況を映画に活用しなければならないと考えた。つまり'容赦の力'を見せたかった。敵も後には友人になることができる、というのが感動的変化と考えて映画で伝えようとした。」



おまけ
本家の東郷ターン
1:52~にバトルシップと似た回頭シーンが。

坂の上の雲   日本海海戦  





「猿の惑星」の猿=日本人で大いに結構!

過去10年くらいの間に観た中で私が最高傑作と感じている映画。
え?こんなものが?と思われる向きもあるかも知れませんが・・。

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(2012/02/22)
ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント 他

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あらすじ wikiより

父のアルツハイマー型認知症を治そうと薬物研究者のウィル・ロッドマンはそのための新薬を開発、実験台としてそれをある雌猿に投与したが、実験は失敗し、雌猿は凶暴化した末に死亡。その後、ウィルはその雌猿が死ぬ前に産んだ仔猿を引き取りシーザーと名付けて育てる事にした。シーザーは成長するにつれ驚異的な知性を発揮していくが、ある日、隣人とトラブルを起こしたウィルの父を守ろうとしたシーザーは隣人を襲ってしまい、それが原因でランドン親子が経営する霊長類保護施設に送られてしまう。だが、シーザーはそこにいる普通の猿達とは馴染めず、しかも横暴なランドン親子の度重なる虐待を受け、人間そのものに対して深い失望感と憎悪を抱くようになる。お金を出してシーザーを取り戻そうとしたウィルの迎えも拒んでしまう。やがて密かに施設を脱走したシーザーはウィルの家からその薬を大量に盗み出し、それを施設中の猿に与えた。そしてシーザーは同じく高い知性を得た他の猿達を率いて革命を起こす。



まず、前半は架空SFというよりまるでホームドラマのようだ。
認知症になるお爺さん役のジョン・リスゴーがいい味出している。
ジョン・リスゴー wiki

高知能のチンパンジー、シーザーは家庭内で子供のように育てられるが、知能だけでなく感情も豊かで思いやりもあり、認知症になったお爺ちゃんを気遣う。
近所の人に苛められるお爺ちゃんを助けたいがために手を出してしまったシーザーは霊長類施設に入れられるのだが、そこの環境があまりに酷い。
暗い個別の檻に入れられたシーザーは家族と家庭への思いをつのらせ、悲嘆の中で住み慣れた家の窓枠の絵を汚い壁に描くーーこのシーンが胸を締め付けられる。
劣悪な環境と虐待・・シーザーはその高い知能で他の猿たちを救うためにも脱走を企て始める。


そしてホームドラマは終わり、SF的アクションドラマへと移っていく。
wikiの解説では「憎悪をつのらせ」とあるが、シーザーは復讐しようとはしていない。←ここ重要
自分を含む猿たちを救い出し、安住の森へ導き人間に邪魔されたくないだけなのだ。





さて、チャールトン・ヘストン主演のあまりに有名な「猿の惑星」第一作映画が出た時に「猿」とは実は日本人のことだと噂された。
原作者のピエール・ブールが大戦中に南方で日本軍の捕虜になったことから噂は割と真実味がある。

第一作で猿は二種類登場し、チンパンジーは知的で中には優しい夫婦や老賢人的なものも出てくるが、ゴリラは残忍で暴力的に描かれる。
南方の捕虜収容所で監督していた多数の朝鮮人軍属が勝手に暴走して捕虜に暴力を振るっていたらしいが、もしかしてゴリラって・・・
ま、それはいいとして。

猿が日本人なら、「創世記」でのチンパンジーも日本人としてくれていいような気がする。
人間と同じ知性を持っているのにも拘らず人間から偏見まみれの目で見られ、思いやりさえも敵意と見做され抑圧されるチンパンジー。
あまりの抑圧に、他の霊長類全てのためにも自由を求めて立ち上がる。
チンパンジー=日本人でいいじゃないですか~。


サル顔の真似して日本人を貶める霊長類より劣る民族もいるようですが、猿でも豚でも動物に見做されても日本人には殆ど効き目ないようです。
ゴキブリと言われたらアホらしさに苦笑はするかも知れないけれど、「ゴキの惑星」を作っても誰も見ないだろうし。


逸れてしまいましたが
この「猿の惑星 創世記」は荒唐無稽さを忘れるほどに、とにかく秀作であると思います。



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