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「中学の歴史」自虐史の酷さ (1)

安倍政権ではいわゆる自虐史観の見直しに着手するらしいが、民主政権は論外としても過去の自民政権時によくここまで放置していたものだ。

自民党の政務調査会文部科学部会が出した歴史分野の教科書比較表及び問題点が出ているので
まずは↓こちらを参考に。

歴史的分野 検定合格教科書比較 (←pdfです)

年度が書かれていないが、平成23年度占有率とあるので去年か比較的新しいもの。

この中の 5.歴史上の人物の扱い の表を見て驚かされる。
神武天皇と乃木希典はどの出版社にも記載無し、仁徳天皇や勝海舟も無いところ多数・・ 愕然とさせられる。

私自身の経験談:
我が子が中学生の時、試験勉強で歴史をやっていたのでちょっとテストするつもりで主要項目の用語、例えば仁徳天皇稜や広開土王碑を言ってみたところ子供はそんなのは知らないと言う。
勉強してるんじゃないのか、こんな必須用語も知らないとはこれは困ったことだと思い教科書を見せてもらうとーーー何とそれらの言葉がどこにも無い・・・いやそんなバカな、いくら自虐史になっているとは言え近代史だけだろうと思っていた。
まさかと思い、任那日本府を探したが、これも綺麗さっぱりと無い。
今度は買ってやっていた参考書も見てみると、「歴史上重要人物」の中に徳川家康と同列の扱いで「シャクシャイン」とある。
誰なんだ?今度は私が勉強不足の大バカに思えてきた。

そこから私の「歴史教科書比べ」が始まった。
自虐史問題や「新しい歴史教科書」に纏わる問題を知ってはいたが、ここまで酷いとは知らなかった。

まず買ってみたのは扶桑社の↓これ。

新しい歴史教科書―市販本新しい歴史教科書―市販本
(2005/08)
藤岡 信勝

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そして我が子が使っていた教科書は帝国書院のもの↓

    78.jpg

帝国書院版は東京書籍などに較べて自虐史観がマシと言われているようだが、なんの何の、とんでもない事が書いてある。
パラパラと捲って見ただけでも、異様さが分かる。
写真が少なくアニメや「昔の暮らし」描写の絵ばかりが目立ち、文物の写真が少ない。
国宝となっている建築物や文物はいったいどこへ行ったんだ?なぜ紹介されないんだ。
細かく見ていくと古代史から全編に渡って、この世に存在しないどこのパラレルワールドの日本ですかという位の酷さだ。自虐であるだけでなく、これでもかと言う程の階級闘争史になっている。マルクスが泣いて喜びそうですなあ・・。

扶桑社の方は「新しい歴史教科書をつくる会」の分裂などもあったし、内容もいま一つな感があったので新たに出た自由社版・新編のこちら↓を又買ってみた。

日本人の歴史教科書日本人の歴史教科書
(2009/05)
「日本人の歴史教科書」編集委員会

商品詳細を見る



この自由社版の内容・構成は私自身が昔習ったものにかなり近いと思われる。
一つだけ例に上げてみると、それぞれ盧溝橋事件あとの紛争の記述は以下のようになっている。
・自由社ーこうして日中戦争が始まった(日本は当時「支那事変」と呼んだ) ←()内が加えられている
・帝国書院ー日中戦争が始まりました
・私が昔習った時の教科書ー日華事変

「日中戦争」と呼ばれるようになり、我が子の教科書でその用語を見た時、これまた自分は知っているつもりで知らない戦争もあったのか自分はどこまで無知なのかと思ったものだ。
何の事は無い、支那事変→日華事変→日中戦争 と呼び名が変わっただけなのだ
戦時中大本営は蒋介石軍の宣戦布告を以って「戦争」とする決定をしたが、盧溝橋事件の時点では「事変」だったのだからいきなり「戦争」と記述するのは、あるいは戦争と称するとしても事の始めから「日中戦争」ではまるで中国国民全員と日本軍が戦争した印象になってしまう。
日本軍は蒋介石軍とは戦争したが、汪兆銘政権を支援しようとしたし八路軍(共産党)は当時テロリストか匪賊扱いの軍閥の一つであり、どちらかが宣戦布告した覚えは無い。
ということで現在の「日中戦争」呼称だけを取っても何らかの意図の下に操作されているとしか考えられない


(2)に続く

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