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いわゆる「日本軍の蛮行」 賛否両側の本

いわゆる「日本軍の蛮行」について書かれた本4冊。

「天皇の軍隊」を改造せよ: 毛沢東の隠された息子たち「天皇の軍隊」を改造せよ: 毛沢東の隠された息子たち
(2012/02/08)
高尾 栄司

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南京「大虐殺」被害証言の検証―技術屋が解明した虚構の構造南京「大虐殺」被害証言の検証―技術屋が解明した虚構の構造
(2012/09)
川野 元雄

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以上2冊は真っ当な検証本




侵略の証言―中国における日本人戦犯自筆供述書侵略の証言―中国における日本人戦犯自筆供述書
(1999/08/10)
新井 利男、藤原 彰 他

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なぜ加害を語るのか 中国帰還者連絡会の戦後史 (岩波ブックレット)なぜ加害を語るのか 中国帰還者連絡会の戦後史 (岩波ブックレット)
(2005/08/05)
熊谷 伸一郎

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以上2冊は岩波の中国プロパガンダ本



ラインで区切ったのは、上2冊が真っ当な検証本、下2冊が中国プロパガンダそのものの捏造由来
両者対極にあるものだからです。

中国共産党プロパガンダに阿る著書2冊共に 岩波書店 だ。
特に「侵略の証言」は上下段300頁を超えるもので「戦犯」供述書をそのまま載せている。
6年に渡って中国側がOKと言うまで延々と手直しを迫られた、あの証言供述だ。

見開き紹介文に「中国侵略、満州国支配の実像を明らかにするもの」とある。
あとがきには「個々の中国人の禁欲的で理性的な倫理性や道徳性の高さが発揮されているという事実(中略)戦犯たちの手記にしばしば、日本人だったらこれほど自制心や禁欲を守れなかったであろうという述懐が見られるのもその証左であろう」


えええーーー?!
自制的で禁欲的な中国人?日本人には無理?
ここまで書かれると冗談か皮肉にしか思えないが、この本では一貫してこの路線が貫かれている。
岩波書店恐るべし。頭どうかしてるのか?エリート出版業てのは。
岩波の罪はとてつもなく大きい。
編者の一人、新井利男は写真家で、中国に出向いてこの「戦犯供述書」を手に入れたそうだが、怪しいことこの上ない人物だ。NHK特集『認罪』とのタイトルで放送された時も、この新井なるやつが出ていた。
中国で{苦労して手に入れた}のではなく、明らかに中国側の息のかかった人間だろうに。それか北朝鮮に関わる人間か。

完読していないが、300頁も「懺悔の供述書」が続き、それが真実であると確信に満ちた狂気の本を平常心で読み進めるのは余程根性据えないと、こっちの神経がやられそうだ。



さて真っ当な側の本、一番上の「天皇の軍隊を改造せよ 毛沢東の隠された息子たち」
これは文章、説得力、まとめ方、どれを取ってもかなり優れている。ベストとは行かないまでも、戦中戦後の中国共産党の動向やその裏にある物や、いかに捏造されたかの流れを知るにはこれ以上の良書は無いと思える。
岩波書では「戦犯」と書かれる人達がこの本では「中国抑留者」と呼ばれている。
思想改造を施されたのは撫順収容所に居た元軍人らだけではないことも本書に書かれたてある。
前田という人は土木会社社員だったが奉天で共産党に拉致され改造を受け、1939年の時点で八路軍に参加している。
こうやって戦後抑留された日本兵だけでなく、戦時中から若い民間人や兵士も拉致され洗脳されているのだ。

その人らが帰国して「日本軍の蛮行」を講演して回る。
マスコミに売り込む。
彼らの話を聞いて勘の悪い人なら「当事者である元日本兵が証言しているのだから」とまんま信じ込んでしまう。

ちょうど先日の「たかじんの言って委員会」でも司会のヤマヒロが「でも元日本兵の人たちから聞きました」と中国擁護らしき発言をしたが、自ら鈍感と真実への探究・追及精神の欠けることを告白したようなものだ。

この本は「通化事件」など撫順収容所以外にも多く頁を割いて言及している。
一部目次を挙げます。

「天皇の軍隊を改造せよ」

第二章 
 通化事件
 髭の参謀現る
 偽りの「日本人解放同盟」
 ”英雄”藤田大佐の変貌
 明かされた八路軍襲撃計画
 通化赤十字病院長柴田久軍医 
 藤田大佐奪還作戦
 「白髪三千丈」の八路軍報告
 仕掛けられた作戦
 通化県庁舎の攻防

第三章
 生きていた佐藤少尉
 でっち上げ
 銃殺された柴田隊長
 厚遇された投降者
 6000名の地獄絵図
 逮捕されていた藤田大佐
 誰が得をしたのか
 祖国喪失者たち
 懇親会という「吊し上げ」ショー
 謝罪への道

第五章
 (一部のみ抜粋)
 「中帰連」の設立
 神吉晴夫と「撫順」との出会い
 「世界人類を改造する」
 謝罪碑
 


安倍政権で日本版NSc(国家安全保障会議)創設すると言われているが
「中国共産党の洗脳」について戦中戦後だけでなく、その余波が今に至って多大に影響を及ぼしていること等、緻密精密に検証すべきと思う。
でないと日本人特有の「真面目さ・恩義の厚さ」がために罠に嵌められる危惧は無くならなず、情報戦心理戦において勝ちは望めなくなる。




関連記事

<< 記憶の捏造(虚偽記憶)について | ホーム | 「なぜ加害を語るのか」(撫順での思想改造) >>


コメント

あなたの視力・眼力はとても貴重です

紺屋の鼠様
以下Tel Quel Japonの過去記事です。(URLに入れました)
エジプトのカイロで変死したNormanの死を悼んで、日本では追悼の会が開かれた、と書いています。名前の欄に丸山真男と同列に岩波雄二郎と記されています。岩波雄二郎を調べると
http://ginnews.whoselab.com/070210/tsuido.htm
(父岩波)茂雄さんは日本の文化が中国から多くの恩恵を受けている。仲良くしなければいけないのに戦争となったのは日本の大きな誤りで、中国にあやまらねばならないと主張して譲らなかった信念の人であった。とあります。言ってみれば戦前からの親中反日なのでしょう。岩波の血脈体質が明らかになりました。
・・・・・・・・・・・・
NHK特集『認罪』とのタイトルで放送された時も、この新井なるやつが出ていた。ーとありましたので、新井利男と藤原彰を調べました。
http://www.ne.jp/asahi/tyuukiren/web-site/backnumber/06/arai_seihanzai.htm
http://www.ne.jp/asahi/tyuukiren/web-site/backnumber/09/hujiwara_sensouninsiki.htm
中帰連のヘイタイです。つまり中帰連のヘイタイが書いたシナリオを、NHKがつるんで検証もせずに放送拡散している図が浮かびます。中帰連>NHKかNHK>中帰連かはわかりませんが。ズボズボ。

>ブリュッセルさん

私の不備なところを追加して下さってありがとうございます。

岩波書店で中国擁護発言したのは誰か、どの本のあとがきだったか書庫(というよりただの押し込み納戸)で探って調べてみました。
「チベット滞在記・多田等観」(講談社学術文庫)のあとがきに発言が載っており、小林勇です。岩波茂雄の女婿だそうです。
戦時中の42年に等観の記録を岩波から出す手配をしたのが小林で、のち67年新聞コラムにおいて(中国侵攻前の)チベットは民衆は極貧、絶対の権力を持つダライ・ラマ、変革を確信していた、(中国がチベット抑圧の)報道を鵜呑みにするな、と書いています。貧しかったのは事実としても人民解放軍の横暴には一切触れていません。
岩波は婿まで一族揃ってアレですね。

新井と藤原はずぼずぼでしたか。そうでしょうねえ。
中帰連のヘイタイであると同時に元から国籍だって日本かどうか分かったものじゃありません。
中帰連ーNHK-岩波ー朝日新聞(本多勝一)、全部繋がってますね。
日本の「知」を代表すると見られているマスコミのトップが全部あっちです。知ではなくて「痴」や「稚」「恥」ですね。

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