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「戦争遺跡」写真集ーー昨日の事は昨日の眼で見よ

戦争廃墟戦争廃墟
(2006/09/04)
石本 馨

商品詳細を見る


内容紹介

ニイタカヤマノボレ一二〇八
長崎県・海軍針尾無線通信塔
東京都・戦跡の宝庫 小笠原

海面に突き出した砲身が残る万年青浜海面砲台
東京都・母島・万年青浜(おもとはま)海面砲台

母島・沖港周辺の防衛陣地
東京都・母島砲台 沖崎防備衛所 静沢高地防空砲台 鮫崎海面砲台

上陸用舟艇も現存する震洋隊西浦基地
東京都・母島・第三震洋隊西浦基地

兵士の息遣いまで聞こえてきそうな東京都・夜明山陣地 父島夜明山陣地

霞ヶ浦湖畔に残る海軍航空隊基地
茨城県・鹿島海軍航空隊

数多くの掩隊壕が集中して残る千葉県一帯
千葉県・香取海軍航空隊 茂原海軍航空隊

高知空港そばの掩体壕群
高知県・海軍航空隊高知基地

住宅街に忽然と現れるロケット燃料庫
千葉県・秋水ロケット燃料庫

陸軍最大の射撃実験場
愛知県・陸軍技術研究所伊良湖試験場

北海道の沿岸に残るトーチカ群
北海道・十勝海岸トーチカ 勇払・鵡川海岸トーチカ

米軍に狙われた鉄道施設
大分県・豊後森機関庫

廃墟として有名になった九州の軍事関連遺跡
佐賀県・川南工業浦之崎造船所 長崎県・海軍片島魚雷発射試験場 福岡県・第四海軍燃料廠

東京の真ん中にあった兵器工場
東京都・東京第一陸軍造兵廠

海軍の軍事施設が集中した館山
千葉県・館山海軍航空隊 館山海軍砲術学校

東京湾要塞・時代による砲台の変化
東京都・猿島砲台 三軒家砲台 黒崎砲台

大久野島の秘密毒ガス工場
広島県・東京第二陸軍造兵廠忠海陸軍製造所

史跡・吉見百穴の軍需工場
埼玉県・中島飛行機吉松地下工場

奄美大島に残る戦跡群
鹿児島県・第一震洋隊呑之浦基地 陸軍手安弾薬庫

本土決戦に備えた房総半島の特攻艇基地
千葉県・第一八突撃隊波左間 州崎震洋隊基地 第一八突撃隊岩井袋本部基地

人間魚雷「回天」の訓練基地
山口県・大津島回天基地

大村湾の特攻艇「震洋」訓練基地
神奈川県・川棚魚雷艇訓練基地

稲村ガ崎公園の地下に眠る特攻基地
神奈川県・稲稲村ガ崎伏龍基地

「桜花」が眠る掩隊壕
茨城県・神ノ池海軍航空隊

改良型「桜花」発射用カタパルト跡
千葉県・桜花下滝田基地

幻の米軍基地
東京都・立川米軍基地

この他に、旧日本軍の特攻兵器「回天」、「震洋」、「伏龍」、「桜花」の乗組員が本書だけに語った真実も掲載!!





上のアマゾンページ「なか見検索」で少し中の写真と「あとがき」が見られます。
あとがきにある「(廃墟に立った時に)そこにいたかも知れない『誰か』を感じた」という著者(写真撮影)の思いが、写真集を見る者までが同調できそうな写真ばかりだ。
写真の中に愛情を感じ取れる、慈しむ気持ちで撮ったんだろうと伝わってくる。
単なる廃墟マニア的なものに終わっていない。

「夏草や兵どもが夢の跡」
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし」

などの言葉が浮かんでくる・・。

佐賀県・川南工業浦之崎造船所 長崎県・海軍片島魚雷発射試験場 の項は圧巻だ。
(川南工業の方は2011年夏に解体された。
廃墟マニアの方達が解体前の様子をブログなどにアップしてくれているので興味ある方は検索してみて下さい。)
木々に覆われ屋根が落ち窓枠が口を開けた外壁だけが残る魚雷収蔵施設は見ているとピンクフロイドの曲が聞こえて来そうだ。

この著者はもちろん許可を取って入り撮影したのだろうけれど一般人立ち入り禁止の廃墟は多い。
(廃墟マニアの人達はどうやって入ってるんだろう)
正に廃墟化した観光ホテルを知っているが、がっちり立ち入り禁止テープが張られているのでいつも前から覘くだけ。危険だろうから仕方ないけど。

この本には入っていないが、故郷の地域にも戦争遺跡があり若い頃は全く知らなかった。
子供の頃いつも遊んだ突堤が特攻訓練地だったと知った時は何とも言えない気分になってしまった。
今は一切何も残っていないが、我が実家が現在建っているその場所さえ基地があった場所だ。
全国隅々までありとあらゆる戦争関連施設があっただろう。
痕跡も無く気付く人も無く住宅になっている場所も少なくないかも知れない。





戦争とは無関係で廃墟でもないですが、明治期頃、金鉱があると予想して我が先祖が掘り進んだと言われている山の堀跡。結局金鉱なんか無かったのです、あちゃ~~。
34_20131116022045f5b.jpg



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コメント

高知空港そばの掩体壕群

高知県・海軍航空隊高知基地

高知空港上空から観ると、広大な田んぼの中に点々と掩体壕が点在しています。
知っていなければ掩体壕だとは解らないでしょう。
アーチ型の建造物です。
一度、農家の方に見せて頂いたことがあります。
今は農家の農機具置き場などになっているようです。
農家の方の話ではゼロ戦を格納していたとか。
まあ農家の方にとって戦闘機は全てゼロ戦ですから、機種は定かではありませんw
お台場は遥か昔の砲台跡ですが、つい最近まで東京湾内にあったあった第一海堡~第三海堡は前大戦の高射砲陣地の人工島です。
他にも防空壕など、注意深く観察すると、どの県にも沢山の史跡があります。

>hachimanさん

いつもコメントありがとうございます。

> 高知空港上空から観ると、広大な田んぼの中に点々と掩体壕が点在しています。
> 知っていなければ掩体壕だとは解らないでしょう。

上から分かると聞いたことが無かったです。皆気にもしないでしょうしねえ。

> 今は農家の農機具置き場などになっているようです。

この本では「住宅になっている」と書いてある物もありましたが、どうやって住んでいるのやら・・
各地に多数残っているけれど、掩体壕の場所は土地登記はどこの所属になっているのかなあと変な所が気になりました。当時は軍が借用か接収かしていたのでしょうか。
そして戻してもらった地主さんがいたとして、あれを解体せずに置いておいたのは何でだろうとか。
農機具置き場、今ならゲリラ豪雨や竜巻避難所になるなあとか思ったり変な所ばかり気になります。

> お台場は遥か昔の砲台跡ですが、つい最近まで東京湾内にあったあった第一海堡~第三海堡は前大戦の高射砲陣地の人工島です。

詳しくてらっしゃいますね。
そこまで知っている人はそう居ないんじゃないですか。
戦争遺跡もコンクリート劣化風化してきたり解体されたり、知る人も居なくなり・・でも石積みだったら残りますね。
この本みたいに記録を残してくれてるのは貴重だと思います。

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