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『日本人に謝りたい』を読んで「知識人・文化人」が馬鹿な理由が見えてきた

日本人に謝りたい―あるユダヤ人の懴悔日本人に謝りたい―あるユダヤ人の懴悔
(2000/01)
モルデカイ・モーゼ

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タイトルと「ユダヤ」と聞いて胡散臭い、トンデモ本の類かと思っていた。
ユダヤ陰謀論か逆に日ユ同祖論、どちらにしろ怪しげな本ばかりの中で本書はそれを合わせて胡散臭さを取り除いたような、もっと昇華しているような。
一行一行が含蓄に富んでいて考えさせられる。
ネット上で著者のモルデカイ・モーゼは翻訳者・久保田政男の覆面だとも言われてもいるが、内容が深ければそんな事もどうでもよくなる。

<秘密保護法案>全52弁護士会が廃案や慎重審議求める声明 (毎日新聞記事 クリックどうぞ)

秘密保護法案:ジャーナリストら「知る権利侵害、廃案を」 (これも毎日新聞 クリックどうぞ)

弁護士、ジャーナリストと言えば「知識人」、昔は進歩的文化人とも言われた類か。

さてこれら「知識豊かな」人らが本当に知識や知恵を持っているのか?
彼らなりの「知識」ある頭脳の力で国家試験を通ったり、一見立派に見える記事を書いたりで現在の地位を得て知識人と見做されているのだろうが、上の記事でも分かるように彼らがとことん馬鹿に見えるのはなぜだ。

元から意図的に操作しようとしている(元あるいは現)外国籍も居るだろうがそれは除外するとして、正真正銘日本人でありながら自らを疑うことなく「知的」であると思い込んで、国益を害する活動ばかりやっている手合いの思考がどうしても理解できなかった。
現在知識人と言われる中にはかつての新左翼活動家も少なからず居そうで、彼らの思考形態も解せなかった。
敗戦後遺症としての権化とでも考えるしかなかった。


「日本人に謝りたい」を読んでいると(エノラ・ゲイの名の由来など眉唾もあるが)上記の疑問が何となく見えてくる気がしてきた。

本書はいわゆるユダヤ陰謀を取り上げ、戦後の日本を操作してきたとして様々な事象を検証しているが、二元論についての考察がかなり面白かった。
マルクス唯物史観や闘争史観に特に詳しい訳でもない私が読んでも分かり易い。
例えば以下の文章。

現在まで日本人は日常のあらゆる面でこの二元論にはまっているのであるが、残念なことに殆どそれを意識していないのではないか。


平等の概念も、二元論に立脚して初めて問題提起されるものである。自然の摂理として平等など決してあり得ない。だからこそ「理想」つまり「現実」でないからこそ人々の心を誘うものである。
これは理想と現実という二元論に立脚して、初めて提起される概念である。




「二元論」という言葉や概念を知らないとしても、それとなく気付いている人は(たとえ小中学生でも)居るだろう。
逆にどれだけ学歴があっても「知識人」と言われようと、そこに気付かず二元論にどっぷり浸かって他者を糾弾することこそが知的と思い込んでいる輩、それが上記の記事になっている弁護士やジャーナリストだろう。

彼らは二元論に対してとても親和的な性向を持っていると思う。
言い換えれば勘の鈍い馬鹿だ。
そして二元論的思考に長けてさえいれば知識人ヅラ出来る。その彼らが主導して、二元的社会を益々助長していくという連鎖。


知的であると自負しているような傲慢な人間は自分がまんま罠に嵌っていることにも気付かない。
世界的標準や進歩的とされている言葉や事象に弱く、自分こそがその先達だと思いたい自意識過剰の連中だ。

新左翼・自称進歩的文化人や自称知識人の思考形態の謎は、結局単に頭の悪さと自意識の肥大に帰結するだけのしょーもない事でしかない。
そんなしょーもない連中のしょーもない動向に、日本と日本人全体が影響されてなるものかと思う。



本書はユダヤ人の陰謀を批判するように見せかけて実は上記の自称知識人を皮肉るのが目的じゃないかとさえ思えてきます。





追記
話が飛びすぎな気もしますが、どうしても関連がありそうなので。

韓国の国旗・太極旗、あれは太極と言いながら太極図に必須の魚眼(陰中陽と陽中陰)が欠けている。
韓国国旗のwikiに拠ると
先天太極図が円内に太極-両儀-四象-八卦すべてを重ねる構図であるのに対して韓国国旗は太極と両儀、四象と八卦を重ねつつ順に四方へと広げていく構図といえる
なんて訳の分からない説明がされているが本当か~?
単に大極や陰陽などどうでもよくてデザインだけで決めただけじゃないのか~?

陰中陽、陽陰中が欠けていればただの二元論になるのではないのか。
陰陽とは決して二元論ではない。

陰陽二元論が、この世のものを、善一元化のために善と悪に分ける善悪二元論とは異なると言う事である。陽は善ではなく、陰は悪ではない。陽は陰が、陰は陽があってはじめて一つの要素となりえる。あくまで森羅万象を構成する要素に過ぎない



名は体を表すというのか、国旗の怨念か知らないが
魚眼を退けてペプシカラーのバリバリ二元論国旗になってしまって、しかも八卦が四卦になっているという意味不明の自称「大極旗」にまるで引きずられるように、韓国という国も国民も二元論の権化に成り果てている。
日本=悪、韓国=善という幼稚過ぎるファンタジー・二元構図の泥沼に自らはまり込んでいる国。





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コメント

こんばんは!

私はこの本は友人の書棚から取り出して、立ち読みしたのですが、後で考えたらどうしても欲しくなり、書店に注文しました。当時は出版社に在庫があり、定価で買いました。

モーゼという人を喰ったような名前から、実在しないのではないか、と言われますが、ご本人はいるようですよ。
私はこれは陰謀論とは本質的に違うと思います。

二元論的思考は戦後アメリカが日本に持ち込んだ、と言ってるんですね。
東京裁判、日本の戦後病理、よく書けてます。ゲッペルスの心理戦・神経戦も面白い、というか驚くほど日本にあてはまる。

とりとめのない話で、・・・では。

>うさぎ屋さん

返事遅くなりました~すみません。

定価で上手く買われましたね、私は少し高めで・・
この本は値が下がらないですね、売れそうなのに再版しないのが不思議です。

> モーゼという人を喰ったような名前から、実在しないのではないか、と言われますが、ご本人はいるようですよ。

そうなんですか。訳文がこなれていて疑ってしまいました。

> 私はこれは陰謀論とは本質的に違うと思います。

よくある、世界統一革命やら賢者の議定書のように世界規模の大げさなのでなくて対日占領政策でのユダヤ「作戦」も小規模な陰謀みたいなものかなと思ったりしました。
怪しげな陰謀論も多いけれど、一緒には出来ないですね。

> 二元論的思考は戦後アメリカが日本に持ち込んだ、と言ってるんですね。
> 東京裁判、日本の戦後病理、よく書けてます。ゲッペルスの心理戦・神経戦も面白い、というか驚くほど日本にあてはまる。

ゲッペルスは見抜いていた訳ですね。
「人間の純度を落とし国家を内部から蝕む」正にそれをやられているのに、本文に書いた奴らは益々そっち方向へ向かわせようとしています。
昭和殉難者(A級戦犯とされた人達)の中の誰だったか、遺言の中で共産主義が世界を覆う危惧を言っている人がいました。闘った敵であるアメリカや連合国への危惧ではなく、「共産主義」に代表される二元論的世界への危惧だったのだと思います。


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