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小野田さん著書に書かれてある「満州に亡命政府」

昨日のエントリー記事 クリックどうぞ

「満州に大日本帝国亡命政府があると信じて戦った」とタイトルに入れましたが、ソースを示してなかったので以下書いておきます。


小野田寛郎著 「たった一人の30年戦争」より (Amazonから張れません、不具合?)

本文36頁

参謀部から聞かされた今後の戦局推移を基に、わたしなりに日本の現状を推論すると、日本本土には米占領軍のカイライ政権が誕生、アメリカ式民主主義に衣替えしたようだ。だが、あくまで大東亜共栄圏確立を目指す真の日本政府は満州に樹立され、戦争を続行している。

大陸の日本新政府は、毛沢東の中共軍と相いれない蒋介石政権と軍事同盟を結び共同戦線を張っている。満州国、ジャワ、スマトラなどが同盟国で、インドもチャンドラ・ボースが首相になって独立を果たし、友好国になっているかも知れない。



これを読んで「情報将校のくせに終戦を察知できなかった」と誰が言えるだろう。
ソ連の不当な参戦さえなければ実際に起こり得たことではないのか。


同じく本文36頁

私は陸軍中野学校で「大東亜共栄圏完成には百年戦争が必要だ」と教え込まれてきた。(中略)
アメリカは民主主義の国だ。戦争がいつ果てるともない泥沼状態と化し、兵が死に、国民生活が疲弊すれば、アメリカ与論は反戦厭戦に傾く。
日本はそれを計算し、降伏でなく条件講和に持ち込む戦略だ、と考えていた。



この部分、ベトコン(←これは蔑称らしいので南ベトナム民族解放戦線)の事を言ってるかと錯覚するくらいだ。
ベトコン自体が残留日本兵が指導したとか加わっていたとかの噂もあるが・・
しかし100年戦争とは驚く。
これも又、現在から見て無碍に笑い飛ばせることだろうか。
亡命政府などどこにも無いとしても自らの憲法を持つ真の独立国を取り戻す闘いは現に今も続いている。
アジア全体を見ても同じ。
中野学校というところは現在の日本人が想像も出来ない位の先見性があったのか。

ジャングルの30年は一個人の生活史としてはとてつもなく長い時間だっただろうが、小野田さんご自身の俯瞰的な視点では「最低100年はかかる闘いのほんの一期間を闘っているだけ」だったのかも知れない・・・。






関連記事

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コメント

嘘を言わない日本人と嘘で固めた後出しじゃんけん

紺屋の鼠様
ソースの提示ありがとうございます。
{大陸の日本新政府は、毛沢東の中共軍と相いれない蒋介石政権と軍事同盟を結び共同戦線を張っている。」
この辺ならさもありなん、終戦交渉からは遮断されているわけですから、充分想定内ですね。蒋介石が結局台湾にいくことからも、当時ならありえますよね。
これをみて思い出したことがあります。辻政信もこれに沿った行動をしていたように思います。というのはベトナム?だったか、外地に残って地元民と結婚してそこで写真屋さんをして暮らした日本人の息子の手記を読んだことがあるんです。その元日本兵は僧侶姿の辻政信とばったり出会うんです、敗戦のドサクサに。辻に「君も一緒に行動しないか」と誘われる。変装して蒋介石に会いに行くのだとつげるのです。何人かの日本人が一緒です。そういう情報、あるいは密約、それにかけた人たちも、確かにいたのだと思います。
戦後は、なにもかも評価・解釈が逆転して、辻政信は大悪人扱いですが、いわゆるA級戦犯も含めて、戦後の大悪人は、私欲を捨てて日本のために最後まで戦い続けようとした人たちの可能性のほうがはるかに強いですね。
小野田氏にしても、1970年以前だったら「軍国主義の権化」と報道され見世物扱いされたでしょうね。1974年、日本が静まり返った後でも、ご本人には誹謗中傷の矢がたくさん突き刺さったのも事実でしょう。
誰が見ても小野田さんは嘘を言わない人だと思いますよね。満州の日本国の話、それが結果として幻想であったとしても、一気に真実味を帯びてきますね。東京裁判をはじめ、日本の戦後の歴史話は日米合作の嘘で捻じ曲がっていますから、一見「トンデモ説」のほうに、むしろ真実の光が覆い隠されているのかも知れませんね。

>ブリュッセルさん

コメントありがとうございます。
たつや様から記事を紹介していただいてブリュッセルさんの書かれた物を読みました。
何度読んでも元知識が足りないので判断できずにいます・・

戦後の辻政信について「大本営参謀は戦後何と戦ったのか」(新潮新書)を読んだのですが、アメリカ公文書館公開のCIA「辻政信ファイル」を基に分析しているのが興味深かったです。
おっしゃる通り蒋介石への協力に動いていたようです。辻はソ連にも中東にも入っていて交渉したりアメリカに情報流したり、あるいは二重スパイ的に動いたりで凄い人ですね。最後は中国共産党に殺されたようですが。

小野田さんは出てきた時はとにかく衝撃的でした。私の周囲の大人は割と保守層ばかりだったので教師も変なコメントはせず「もう遅い、残念だ」と言う教師もいました。遅いというのは戦後レジームに浸食されてしまっている意味だったでしょうか。
「軍国主義」だの単純化など出来ないと思います。
リベラル派やマスコミは何でも善か悪かで二元化してしまい本質を誤魔化しています。

>東京裁判をはじめ、日本の戦後の歴史話は日米合作の嘘で捻じ曲がっていますから、一見「トンデモ説」のほうに、むしろ真実の光が覆い隠されているのかも知れませんね。

私もそう思います。どちらが善か悪か、あるいは個人を悪人善人に分けてそれで終わり、のようにするから見えなくなってくる。
トンデモ説は結果本当にトンデモであっても単純化された二元論を超えるキッカケになるように思います。

ついえた夢?「大日本帝国の100年戦争」

「100年戦争」は、青木直人氏が使っています。
対・中国政策についてですが・・・。

皇室は降りてしまったようですが、「100年戦争」を我々が継承することは不可能ではありません。

「江戸幕府の近代化構想」は、実現されたようです。
表面上の手柄は明治政府に横取りされていますがね。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1425227299

>たつやさん

コメントありがとうございます。

> 「100年戦争」は、青木直人氏が使っています。
> 対・中国政策についてですが・・・。

これを検索したんですがyoutubeでは削除されてしまっていて残念・・
ニコニコ動画にはあるのかな、これから探してきます。
100年戦争の出発点をどこに置いているのか気になります。シナ事変、中共建国時また別なのか。

> 皇室は降りてしまったようですが、「100年戦争」を我々が継承することは不可能ではありません。
>
> 「江戸幕府の近代化構想」は、実現されたようです。
> 表面上の手柄は明治政府に横取りされていますがね。

張って下さった所を見てきました。
「明治天皇すり替え説」と関係あるのでしょうか、無いですか・・分かりません。
日本を取り戻す、にしても戦前の大日本帝国なのかそれとも維新以前にまで遡るのか、保守層でも人に依って見解は違ってくるようですね。
私自身はどちらかと言うと維新後でしょうか、薩長閥側?(笑

訂正:「大日本帝国の100年戦争」→「大東亜100年戦争」

「100年戦争」は、単なる連想で持ち出しました。
青木直人「中国との関係は100年戦争」。この動画は見たことがありますが、詳しい内容は忘れました。
青木氏は「現代日本人に欠落した問題意識」を喚起するために、「100年戦争」の言葉を使ったようです。

私は、「薩長史観による明治維新史は、割り引いて受け取らないと実態を見誤るだろう」という立場です。

以下、引用。
URLには、面白い話がたくさん出てきて、話が拡散しそうです。
「どこに焦点をあてる」という程、調べていません。
「こんな話もありますよ」ぐらいの四方山話として貼っておきます。

>中野学校には満州か朝鮮に亡命政権を作り反攻作戦する計画があった、小野田さんはその任務を遂行していた

「金日成はロシア人」「金正日は日本人と朝鮮人のハーフ」「横田めぐみは朝鮮人クォーター」「金正恩は8分の3が朝鮮人の血流」
http://www.news-us.jp/article/385721405.html

25 :(´-`).。o山中狂人 ◆Ojin.714P.:2014/01/17(金) 18:46:39.11 ID:Mxhg+OUb0
>>1
中野学校のエージェント。
終戦直前、小野田氏を含めて
何人かがアジア各地に潜入している。
現地民を指導して、
反米ゲリラを組織する計画だったと、
小野田氏が証言している。
しかしフィリピンでは組織作りに失敗。
小野田氏は断念して日本へ帰国。
戦争終了を知らなかったという主張は、
戦後になってからも基地を襲撃しているから。
知らずに攻撃したというタテマエを
フィリピン政府も認めて、
戦後の襲撃事件を不問にした。
実際は知っていたうえで、反米闘争を行なっていた。

315 :本当にあった怖い名無し:2014/01/17(金) 23:46:10.71 ID:jN4xeMoB0
>>313
目的が違うのですよ横井さんとは
大東亜戦争敗戦後日本国は
アメリカの傀儡国家となると認識
亡命政権が満州国に移動すると考えたのが小野田さんの考え方
それでベトナム戦争勃発後アメリカ空軍の飛行機が
フィリピンで確認できたので
満州国に亡命した
日本軍(満州国軍)が南下し始めたと
それが『ベトナム戦争』であるという判断
実際陸軍中野学校関係者は
『ベトナム戦争終戦こそが大東亜戦争終戦』
と認識していた
2014/01/21(火) 12:53:56 | URL | ベルナドッテ伯爵 #-

佐藤守(2012)「大東亜戦争は昭和50年4月30日に終結した」
http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E6%9D%B1%E4%BA%9E%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%81%AF%E6%98%AD%E5%92%8C50%E5%B9%B44%E6%9C%8830%E6%97%A5%E3%81%AB%E7%B5%82%E7%B5%90%E3%81%97%E3%81%9F-%E4%BD%90%E8%97%A4%E5%AE%88/dp/4792604575/ref=cm_cr_pr_product_top

>たつやさん

色々と情報をありがとうございます。

100年戦争ってどこを起点にしても言える気がします。
青木氏の発言興味ありますね~。氏の書かれた物を読んだ事がないので調べて読んでみます。

> 私は、「薩長史観による明治維新史は、割り引いて受け取らないと実態を見誤るだろう」という立場です。

「割引いて」は納得です。少し前に取り上げた本でラナルド・マクドナルド関係から吉村昭「海の祭礼」を読んでいる最中なのですが、おっしゃる幕府側による近代化の萌芽が書かれていて、あ~この事かと思いながら勉強中です。

> >中野学校には満州か朝鮮に亡命政権を作り反攻作戦する計画があった、小野田さんはその任務を遂行していた
>
> 「金日成はロシア人」「金正日は日本人と朝鮮人のハーフ」「横田めぐみは朝鮮人クォーター」「金正恩は8分の3が朝鮮人の血流」

この説、実は以前に取り上げたことがあるんです!
http://koyanonezumi.blog.fc2.com/blog-entry-21.html

↑ここで石原慎太郎からデヴィ夫人(笑)まで絡めて私の妄想炸裂させてますので、良かったら読んで下さいませ。

横田めぐみさんがクウォーター、の件は聞いたことが無かったです。
真偽は不明としても、どこまでも謎が深いですね。



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