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「金正日は日本人だった」

「金正日は日本人だった」 佐藤 守 

金正日は日本人だった金正日は日本人だった
(2009/10/28)
佐藤 守

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読んでみればトンデモナくはあるけどトンデモ本という訳でもない。
著者の佐藤氏は軍事評論家、元自衛隊南西航空混成団司令・空将、パイロットという人で、本書の内容も戦前戦後の満洲・半島情勢を微細に分析していて到底トンデモとは言えない。

amazonの紹介文は
=====
金正日の父親は中野学校の残置諜者だった!小泉首相の訪朝前に日本海に出没した不審船の船尾に書かれた対日戦争の英雄「金策」の文字。彼こそが金正日の父、だからこそ総書記は日本にシグナルを送り続ける
=====
とあって、これだけ読むと眉唾もいいところだが「陸軍中野学校」「残置諜者」の実態を事細かく実名入りで明かしており、これはこれでかなり真実味がある。

そして佐藤氏の説が真実だと仮定したとしたら現在の情勢含めて、以下の疑問点が納得いく形で見えてくる気もする・・

(私個人の単なる妄想と思って読んで下さい)

・総連ビルを買い取った池口氏は三無事件にも関わった過去があり右翼と近い。
安倍首相や永田町に近いとも言われている。
・三無事件には戦前の「玄洋社」関係者も関わった。
・石原慎太郎氏が尖閣諸島へ上陸しようとした時の船の名が「玄洋丸」。
・玄洋社は大アジア主義であり、半島(あるいは満洲)への拘りが強い。
・今の情勢で北朝鮮が日本を直接的には攻撃対象としていない。
在日米軍基地を狙うと言っている。
・北朝鮮は韓国のように賠償賠償と前面に出しては言っていない。それより先に「アメリカに追従する日本」を責めている。
・去年は北朝鮮内の残留日本人墓地への墓参や遺骨帰国での日朝接近があった。
(対韓国、対米強行に出るために日本に接近したとも考えられるが)
・拉致被害者の人達の待遇が特権階級。(だからと言って拉致が非道極まるのに変わりは無いが)
・過去ずっと自民政権は日本国内から○○○○のカネが北に流れるままに放置している(安倍首相はそうでもないが)
・デヴィ夫人との関係。スカルノは金日成と盟友だったという謎。
インドネシア、ミャンマー軍政、イラン、など戦前・終戦直後に日本と繋がりが深く親日である国に限って金一族も関係が密接。
・「料理人」藤本氏の謎。
・青山繁春氏がテレビ番組で「横田めぐみさんは金正恩ら兄弟の家庭教師(養育係?)だった」と言った。
・金正日が料理・映画など日本文化を好んだこと(ハリウッド映画も好んだようなので単なる贅沢趣味なだけかも)
・小野田寛郎氏が「アメリカに本土占領された後は満洲~朝鮮北部に大日本帝国亡命政府を作る計画があった」と言っている。
・終戦直後に「大陸浪人」という工作機関員が大陸・半島に多数残ったという話は多方面で言われている。
・対中国で国防強化が必要と思われる時機を狙ったように日本人の国防意識を高める決定打のようにミサイルを打ち上げる。(尖閣でゴタゴタが無い時にも東北上空越えて飛ばしたが)

これら色んな謎が「仮定」を基に考えると見えてくるが、一旦それに囚われたら本気に信じてしまいそうなので抑えて抑えて

日本人の多くがこれを信じてしまうようになったらマズイ。
油断させる陰謀かも知れないし、カネ出させる策略の一つかも知れない。

けれど取りあえず仮定してみると視野の外側まで見えてくる(気がする)。



結論:大アジア主義とか防共や何でもいいけど、拉致被害者の人達皆さんを奪還したら後はどんな形であっても大陸半島に関わるのはもういい加減懲りるべき。




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コメント

あなたの単なる妄想、素晴らしい!

紺屋の鼠様
Tel Quel JaponのBruxellesと申します。私の最新記事とあなたのこの記事の着眼が同じだったので吃驚しました。あなたはとても頭のいい方なのでしょうね。なぜなら素晴らしい妄想の数の多さ、よく一気にあれだけ、思い浮かびましたね。全部納得です。特に小野田さんのご発言、私も「通化事件」を調べている時にそのような内容に出会いました。
あなたと私の違いは、その説を信じている伝統特殊保守が実際にいると感じていることです。そうでなければパチンコはとっくになくなっているでしょう、たとえばの話。アカデミズムにも、論壇にも、財界にも、政界にも官僚にも、宗教界にも。外務省に田中均というのがいたでしょう。あれだけ馬脚を表しているのに、お咎めなしですから。そうそうスポーツ界、芸能界は言うに及ばず。一番わかりやすいのは統一教会の合同結婚式。日本女性と大金を北鮮の男にあてがって、国民のかけあわせ、を容認しています。左も右も、ぐるりと回って、どこかでなにか、合意があるのではないかと、疑いたくもなりますよね。
最後にあなたの結論の紫字の部分、結論として全く同感です。

>ブリュッセルさまへ

こちらへのコメントもありがとうございます。

>その説を信じている伝統特殊保守が実際にいると感じていることです。
正直、私には分からないんです。
「信じている」というかこの説も想定に入れてみる、という事をしている知識人はいるのかなというくらいで。

もし本当の事だとしたらの話ですが、
・真実を知っている(池口僧正やもしかすると石原慎太郎?)
・確証を持って知っている訳ではないが、そうである前提で動いている
・上記2種のグループを疑念の目で見ている保守
が存在するんじゃないかと思ったりもします。

それか著者の佐藤守氏がコミンテルン側で、油断させるためにこの本を上梓したとか??のケースも考えてみたり。

もう一つ、もし北朝鮮が帝国陸軍残滓が作ったものとして、それは亡命政権としての皇国でもなく戦後日本に裏から協力するためでもなく「残置諜者」とされる人達は実は中共から思想改造を受けた人達ではないのか、との可能性も考えたりします。
改造されてはいるけれど、祖国日本を軍事的物理的には破壊しようとはしていないとか。
通化事件(これに詳しい訳ではないんですが)にも関連してくるような。
林航空隊の中共空軍設立は美談として取り上げられる事もあるようですが、林隊も既に改造を受けてしまっており美談ではなく悲劇ではないかと。
通化で逃げ惑う日本人が空に日の丸を付けた航空機を見つけ喜んだのも束の間、日本人に向けて銃撃してきたという話を読んだ覚えがあるので、そんな事を思います。
つまり金正日が日本系だとしても、共産主義に絡めとられた側だという疑念も。

とりあえず私のようなド素人には判断がつきません・・

>左も右も、ぐるりと回って、どこかでなにか、合意があるのではないかと、疑いたくもなりますよね。

これは思います。
結局戦前の大アジア主義者など今なら左と見られるし、その流れの右翼は実際反米サヨクと似てますし。
あれの教祖さんはどっちなんでしょう。北側に寝返ったという説もありますが、右でも左でも胡散臭いのには変わりないです。

レス有難うございます

紺屋の鼠 さまへ
・上記2種のグループを疑念の目で見ている保守
私もこの辺ですが、グループの実態、その規模、横のつながり、その輪郭、何も見えていません。もし見えたとしたら、ショックでしょうね。
油断させるためにこの本を上梓したとか?フムフム。もし北朝鮮が帝国陸軍残滓が作ったものとして、それは亡命政権としての皇国でもなく戦後日本に裏から協力するためでもなく「残置諜者」とされる人達は実は中共から思想改造を受けた人達ではないのか、との可能性も考えたりします。 フムフム。つまり金正日が日本系だとしても、共産主義に絡めとられた側だという疑念も。 あなたもいろいろ考えますね。2と3は充分濃厚に考えられますね。問題はそれを信じすぎて、あるいは利用して、あるいはすっかり洗脳されて、実際の政治や社会を動かしている人間がどうやらいるような、気配が。今は動作主の姿は見えないが、彼らの働きの結果は確かに見えている、そんなところですね。1、に関しては佐藤氏ではないにしても、この風評を信じ込ませている、コミンテルン側の人達、が保守の大日本帝国へのノスタルジーにうまく食らいついている、可能性も大ですね。右に潜り込んだ左、はもう識別不能ですから。だからこそ、「この説」はどこから出て、どの辺をすでに洗脳しているか、早急に突き止めないと、大変なことになるのではと、心配です。無視できないです。しかしひょっとすれば、すでに手遅れかもしれませんね。すでに大きな勢力に膨れ上がっていたりして。あとはもう悪あがきしか出来なくなっていたりして。正体は見えないけれど、Identityが見えないくらいに、日中韓を近づけて、ガラガラポンしている人たちが、やはりいるような不安はあります。

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