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左翼・サヨクはリベラルを駒として使っている--オーウェル「1984」から考えること

歪曲される「オーウェル」―「一九八四年」は何を訴えたのか歪曲される「オーウェル」―「一九八四年」は何を訴えたのか
(2009/10)
城島 了

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著者はしょっぱなから朝日新聞、サンデー毎日などをボロカスに叩いております。
物凄く真っ当な理論で責めています。

オーウェルとはこういう人↓
ジョージ・オーウェル wiki

一言で言えば保守の人です。
著者はオーウェル作品「1984」「動物農場」を素材として、それら作品がオーウェルの意図とは逆に利用されていると説く。
鳩山元首相が「政治家がバカでは国が持たぬ」と言ったが、それアンタ自身のことでしょうに!と似たような茶番。
オーウェルはソ連を主とした共産主義一党独裁国家の闇を描いているのに、当の左翼側がその闇は「民衆を弾圧し搾取する資本主義社会」のことを描いたものだと決めつけて作品を利用する、その歪曲具合を説明している。

「1984」概略

僅かな特権階級が牛耳る、偽善と欺瞞が蔓延、独裁、手段を選ばぬ目的達成、ダブルスタンダードが支配する世界。
「真理省」は歴史を改竄するところであり、「平和省」は戦争継続のため、「豊富省」は物資の統制と配給、「愛情省」は反乱分子を拷問にかける
『ニュースピーク』という言語統制まであり『ダブルシンク(二重思考)』に拠って人民は理不尽な矛盾をも受け入れてしまうという、最強の洗脳社会。




著者はオーウェルが現在生きていたとしたら(1950年没)、ネオコン(ネオコンサバティブ・新保守主義)になっていただろうと言う。レーガンやサッチャーと同じ位置にいたのではないかと。
へ~そうなのか~と読んでいたが、さてその右や左、リベラルやファシズムについて政治思想面・経済面から頭の中でこんがらがってしまうので、自分で表にしようと思ったが上手い具合に纏めてくれているサイトがあるのでそれを。

表A
政治的スタンス分類 ←クリックで拡大
(「国民が知らない反日の実態」よりお借りしまたーーリンク・転載自由ということで太っ腹ですね~)


もっと詳しい全体はこちらのページで↓
リベラリズムと自由主義 ~ 自由の理論の二つの異なった系譜 ←「国民が知らない反日の実態」サイトより

表Aの一番下「政治的スタンス8分類」が大変分かりやすいです。

オーウェルは本来の意味でのリベラリスト=自由主義者であり社会主義者でもあり、反共産主義であるが、現在の8分類に照らすとリベラル右派にも当たらない。
「リベラル」「国民社会主義」という言葉はもはや当たらずコンサバティブ(新保守)としか言えなくなる不思議。
いまや「リベラル」は本来の意味を離れ左翼に好き放題に操られているからでしょう。
ルソーの思想とか色々絡んできますが、今回面倒なことは省きます

「左翼によって意味を歪曲された自由」

① 本来の意味の自由主義 は 価値多元論(value-pluralism) ⇒ 人々を「自由」へ導く思想
本来の個人主義(individualism)、歴史・伝統重視の思想 であり

② リベラリズム
(左翼によって意味を歪曲された「自由」) は 価値一元論(value-monism) ⇒ 人々を「隷従」へ導く思想
アトム的な個人主義とその結末たる集産主義、理性を万能視する思想に連なります。

(上記サイトより)




(ここから自分自身の考えを整理するために脈絡なく書き殴り)

今や「リベラリズム」は自由社会の中でも本来の意味では使えなくなっている。
私自身はリベラルはサヨク(新左翼)と殆ど同義に使っています。
テキサス親父さんが「アメリカのリベラルはアメリカ合衆国という国家を潰してしまう!」と訴えているのもこれだと思われます。

左翼・サヨクは「自由」やリベラリズムを歪曲しているだけでなく、昔でいう赤化革命の手段として使っている。
目的のために弱者・被害者を作り上げ、まるで優越者のように祀り上げ特権を持たせる。
深く考えることのないお花畑の人や欺瞞好きな平和主義者らを駒として使い、真っ当な人々を潰しにかかる。

スターリンがマルクス主義信奉者を利用したあと粛清したように、その駒は後に捨てられてしまうだろう。

ここで言う「真っ当な人々」とは本来の意味での自由を守ろうとし、自存自立的で規律、道徳、伝統を重んじる、国家や共同体を守ろうとする、そういう層のこと。
上記の表Aで言う「伝統保守」のところにいる人達のこと。
8分類のうちどの位置にいる層も「極左」からの目に見えない攻撃にさらされる可能性がある。
リベラルの左派も右派も騙されて左へ左へ、「伝統保守」の位置にあっても一旦極右へ動かされいつの間にか極右が極左となっていてもおかしくない。
極左は自由や平等などを歪曲し詭弁を弄し「駒」となる層を使い、「駒」は知らずうちにも保守寄りの人間をも左へ左へ引きずり込もうとする。

結局「極左」の位置にある者たちは共産社会を作りたい訳ではない。
昔のソ連、今の中共のように、一部の者が特権を得て他を搾取する、個人的ルサンチマンの捌け口としての社会を作りたいだけだ。
「1984」の世界そのままに嘘と詭弁にまみれたダブルシンク(二重思考)とダブルスタンダード(二重基準)に支配された社会の上に「覚醒した」自分らだけが特権階級となる。


こういう輩が目に見えて分かる一番の典型が朝日新聞であり、岩波書店など自称「正義のためにペンで闘うジャーナリスト」。
それはこの本の著者城島氏もはっきりと書いている。

もっと大元にいるのが中国共産党であり、国際共産主義の残党であり、現実の組織として抗日連合会=世界抗日戦争史実維護連合会(せかいこうにちせんそうしじついごれんごうかい)(wiki)や日本国内の過激派組織がある。

纏めると
極左・共産主義者は自分らの目的のためにリベラル層・リベラリズムを利用し、既に今リベラルの殆どが自覚or無自覚に絡め取られ利用されていて、保守主義者の破滅を画策している。
ということでリベラルは右派であろうが信用できるものではなく、リベラルと名が付くものはサヨク・左派と見做していい。

というのが私の考えです。
(世界中どこでも右派は実際そう捉えていると思いますがあえて書きました。言いたい主点は「リベラルは左翼の駒」ということです)

日本だけでなく欧米や自由主義社会は騙されないように「自由・平等・人権・正義」についての定義を見直す必要があるのではないか。
共産主義・全体主義へ至る危険性が高い誤ったそれら概念をしっかり意識し直し、詭弁に騙されないよう自覚し、人を虫けらにしか扱わない社会へと引っ張られるのを阻止しなければならないと思う。










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