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「大東亜戦争とスターリンの謀略」と「東条英機 歴史の証言」

大東亜戦争とスターリンの謀略―戦争と共産主義 (自由選書)大東亜戦争とスターリンの謀略―戦争と共産主義 (自由選書)
(1987/01)
三田村 武夫

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これを読んでいますが、なにせ情報量・資料が膨大、元へ戻って確かめることしばしばでかなり苦労しております。

以前取り上げた記事↓
「大東亜戦争とスターリンの謀略 戦争と共産主義」


資料の中では「尾崎秀実手記抜粋 昭和17年2,3月」が興味深い。
検挙された尾崎の供述書。
コミンテルンの成り立ち、目的、ゾルゲやソ連との関わりなどなど詳細に説明している。

我々のグループの目的任務は私の理解する所では、広義にコミンテルンの目指す世界共産主義革命遂行の為、日本に於ける革命情勢の進展と、之に対する反革命の勢力関係の現実を正確に把握し得る種類の情報、並びに之に関する正確なる意見をモスコーに諜報する事にあり。
狭義には、世界共産主義革命遂行上、最も重要にして其の支柱たるソ連を日本帝国主義より防衛する為、日本の国内情勢殊に政治経済外交軍事等の諸情勢を正確且つ迅速に報道し、且つ意見を申し送って、ソ連防衛の資料たらしめるに在るのであります。



私は第二次世界戦争の過程を通じて世界共産主義革命が完全に成就しないまでも決定的な段階に達する事を確信するものであります。

戦争の結果は両者共倒れになるか、又は一方が他方を制圧するかであり、敗戦国家に於いてはプロレタリア革命に移行する可能性が最も多く、また一方が勝ち残った場合でも戦勝国は内部的な疲弊と敵対国の社会変革の影響とに依って社会革命勃発の可能性無しとしないのであります。



昭和17年(1942年)の時点でこの供述をしている訳だが、ここまで赤裸々に語らせておきながら、その後の情勢がまんま尾崎の予想通り進んでいったのはどういう訳だろう。
しかもソ連の工作まで言っているのに、日ソ中立条約などを宛てにしてソ連に和平斡旋させようとした東郷外相や木戸幸一らはいったいどういう了見だったんだ。

尾崎の供述内容を知らなかったとは思えないから、とんでもないお花畑かあるいはソ連側に丸め込まれたか工作に関わっていたのか・・・

(参考に・wikiより)

1945年5月、陸軍参謀総長の梅津美治郎が、ドイツの敗戦後、日本とは中立状態にあったソ連が極東に大兵力を移動しはじめていることを指摘し、ソ連の参戦を防止するための対ソ交渉の必要性が議題になった。そこで東郷は、ソ連を仲介して和平交渉を探るという方策を提案した。これに対し陸軍大臣の阿南惟幾は、日本は負けたわけではないので和平交渉よりもソ連の参戦防止を主目的とした対ソ交渉とすべきだとして東郷の見解に反対する。結局、米内光政海軍大臣が間に入り、まずソ連の参戦防止と好意的中立の獲得を第一目的とし、和平交渉はソ連の側の様子をみておこなうという方針が決定された。



尾崎秀実のこの発言

私は第二次世界戦争の過程を通じて世界共産主義革命が完全に成就しないまでも決定的な段階に達する事を確信するものであります。



ソ連以外の国々を戦わせ疲弊させ赤化革命へとの謀略ということで、まずは思い当たるのがシナ事変だ。

東條英機歴史の証言—東京裁判宣誓供述書を読みとく東條英機歴史の証言—東京裁判宣誓供述書を読みとく
(2006/07)
渡部 昇一

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「事変の早期終結を阻止したのは誰か」の項で近衛文麿側近の左翼人脈、頭脳集団を挙げ

 その頭脳集団の一番の中心が尾崎秀実です。
このような人がシナ事変の継続を求めるコミンテルンの指示によって動いていたことは明らかです。
コミンテルンの狙いは、日本と蒋介石を戦わせて消耗させ、ソ連と中国共産党を拡大化することにありました。 


このことは終戦後早い時点から言われていたと思うが、さすが渡部さん、具体的事例を挙げて解説してくれている。

2005年に出版され世界的な話題を呼んでいるユン・チアンとジョン・ハリディ共著『マオ』によれば、この攻撃(第二次上海事変)を仕掛けたのは、コミンテルンの手先であった張治中という将軍で、彼は蒋介石の許可無しに、かつその命令に反して日本軍を攻撃し始めたとされています。


(第二次上海事変)において、世界中の眼を引きつけるために蒋介石軍は爆撃を始めました。そして百貨店にまで爆弾を落としました。その渦中で、後に駐日アメリカ大使になったライシャワー氏の兄もイギリス系のホテルで爆死しています。
攻撃目標は日本租界でしたが、ホテルや民衆の娯楽施設への爆撃などもありました。



蒋介石軍(上記の通り、蒋介石の許可無しに軍が動いた)が自国民であるシナ人を狙って爆撃していたとの話は別の所で見聞きした事がある。
うちの地元の図書館にある郷土史の中の地元住民による従軍記でも、「こっちを外してわざわざ同胞であるはずのシナ人子供の群れを狙って爆撃していた、何と酷いことか」と書かれていた。

自身の命令でないとしても蒋介石も結果としては日本軍叩きができて納得していたんじゃないかと思う。
欧米にたいして「日本軍は民間人狙う悪魔集団」と情報工作もやっていたようだから、コミンテルン側に嵌められたというより納得づくで乗っかっていたと思える。




今現在、中国は「抗日戦争」だのとまるで「中国」という統一国家があったかのように言っている。
国共合作にしても内実はシナ同士での内ゲバも多数あったし、自国民を狙っての攻撃や虐殺も少なくなかった。
それに対してロクに反論もせず、現在も進行中の情報戦、大丈夫なのか日本は。






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