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気になる記述ー「陛下が一身を投げ出 す御覚悟でいらせられること」(1945・8・18当時)

69年目の終戦の日を前に、どうしても気になっている事があり再度取り上げます。

以前のエントリー記事。
特殊潜航艇が写っている古い写真 ←クリックどうぞ

五分間の決断 特殊潜航艇「蛟龍612号艇」横井順一の手記五分間の決断 特殊潜航艇「蛟龍612号艇」横井順一の手記
(2011/05/31)
横井 順一

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横井寛氏著「五 分間の決断」 より抜粋

8月18日正午頃、水上機が2機、突然内海湾に着水した。

呉鎮守府長官金沢中将は、陛下に拝謁仰せ付けられて、終戦の心意を拝受し部下の将兵に伝えるべく、呉への帰途小豆島上空で、千余名の隊員の心境を鎮めなければと、事態を懇々と説明して出発された。

続いて第十特攻戦隊司令官大和田少将も来島され

「終戦は全く陛下の御意志より出たものであること」
「陛下が一身を投げ出す御覚悟でいらせられること」

などを、涙ながらに諭すところがあったので隊員も次第に落ち着き、嵐部隊は無事に解体の方向にまとまったのである。



あと「蛟竜艇長第十七期会編 特攻艇長たち 次世代への遺言」というこれも自家出版本P93~P94に「佐野大和」氏の言葉として全く同様のことが書かれている。

昭和天皇による終戦の詔書放送から3日目の8月18日の時点で
「陛下が一身を投げ出す御覚悟でいらせられること」 との通達があったという。
隊員の落ち着かない気持ちや決起へ向かう危惧が収まったのは事実なので、結果としてそうなっているという事は何らか大きな通達があった事は間違いが無いと思う。

事実そのままだったとしたらかなり重要な出来事ではないでしょうか。
東条英機が自決の際に未遂となったことの意味、もし上記のような陛下の御心を耳にしたとしたらーー敗戦の責任を取るべき、いや自死すれば陛下に及んでしまう、との葛藤の結果と考えるのは穿ちすぎだろうか。

昭和天皇とマッカーサー元帥との会見で「一人で引き受ける」との発言があった無かったの論争や
木戸幸一日記の8月29日の項に

戦争責任者を連合国に引渡すは真に苦痛にして忍び難きところなるが、自分が一人引き受けて退位でもして納める訳には行かないだろうかとの思し召しあり。聖慮の宏大なる誠に難有極みなるも、……その結果民主的国家組織等の論を呼起すの虞れもあり、是は充分慎重に相手方の出方も見て御考究遊るゝ要あるべしと奉答す。


(「民主的国家組織」とは皇室廃止・共和制のこと)
木戸内大臣には拒否されている訳だが、現場将兵らへの通達でははっきりと「引き受ける」との明言があったのではないだろうか。
大和田少将が涙ながらに知らせたというのだから。

8月15日直後の混乱の只中でこういう出来事があったということを、マスコミは調査したり報道したりしない。
日本人なら誰もが知っておくべき事の1つと思います。

55_20131129212809206.jpg
「蛟竜」を背に特攻艇隊員の方達









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