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「『天皇の軍隊』を改造せよ」

「天皇の軍隊」を改造せよ: 毛沢東の隠された息子たち「天皇の軍隊」を改造せよ: 毛沢東の隠された息子たち
(2012/02/08)
高尾 栄司

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「天皇の軍隊」と呼んだのは本多勝一と朝日新聞。
中国共産党が日本皇軍を共産主義者というより反日・侮日戦士へと改造した、その複雑な流れを取材・記録したもの。

新たに知ったこと、気付いたこと、感じたことなど多々あったのでメモしたままを箇条書きで書いてみます。




田辺氏著書は撫順での証言の検証を中心としているが、本書は戦時中の日本共産党員の動き含め俯瞰的、総合的に流れを検証
当事者への取材も多い

・「人間改造」発案者は毛沢東である 
 「天皇の兵隊」から「毛沢東の息子」へと改造される

戦時中から近衛文麿は日本敗戦後のの共産革命化を憂えていた
 内外の日本人共産党員の動向を見抜いていた
 ソ連を頼る、ソ連を講和仲裁者と望む勢力を警戒していた
 
 昭和天皇への上奏書の中にある

・前田が工作員リーダー 民間人であり満州で共産党に拉致された 学歴は特に無い
 帰国後、野坂参三に共産党入りを拒否された

・北朝鮮の拉致と似ていなくもない

林航空隊
 林は改造されたが、部下全員がそうではない
 拷問に遭い、残忍な処刑を見せられ隷属せざるを得なかった
 
 林航空隊が創設し訓練した人民解放軍空軍の精鋭パイロットが、建国の国慶節、天安門広場上空を飛んだ
 ↓
 毛沢東は改造の手ごたえを得て、ソ連から日本人捕虜を受け取り改造に着手


通化事件
 八路軍により反乱暴動を仕組まれたーこれも前田工作員の謀略
 反乱を計画し煽ったのも日本人共産党員
 少なくとも4000人の日本人犠牲者
 
 
 通化の赤十字病院
 事件の後、捕らえられた病院関係者らが中国各地で「留用」され、病院建設指導などした
 長い人で戦後13年

共産党の意図は「捕虜は生かして利用する」
 100人であっても帰国してから証言し、活動させれば大きく広がる
 →現実に拡がっている(マスコミ、教育・大学、法曹界など)


・通化事件での成功を元に撫順戦犯管理所で約1000人の日本人改造
 300人ほどは満州国官僚、関東軍参謀、将校将官など選ばれて
 中共極秘の国家プロジェクト 
 現場の工作員でさえ改造の成功を疑ったが、日本人同士で改造の極致までもっていった
 日本人は改造されやすいと気付く
 撫順ではシベリアから移った国友がリーダー
 優待政策で改造する
 「地獄を作っておいてそこに仏を置く」  

・撫順で下級兵から改造されていった、下からの突き上げ、吊るし上げ
 病気になった時の所内医師看護婦の親切から変わることが多かった

坦白ー自分の過ちを暴露し自己批判すること
 これをやると賞賛されるーアメとムチ
 集団学習という名の(でっち上げ)罪の申し合わせ
 


・「軍国主義批判」「天皇制批判」「認罪」の三点
 
・管理所での指導員は末端まで現在に至るまで共産党幹部として優遇されている
 その後は大学教授など
 子や孫は特権階級であり裕福な生活保証、病院も特別扱い、子の家族は日本で暮らし日中行き来してビジネス
 孫は英国留学など

・工作員の一人、張は父親が満州国総理であったが早稲田大へ留学しマルクスレーニン主義を学んだ
 溥儀や満州国要人の日本人と交流があったが戦後共産党公安部に入り、旧知の日本人を改造する側に

中国人自ら手を出さず、日本人同士で改造、吊るし上げ、スパイ行為などさせる
 まるで尼崎連続殺人事件の角田美代子のよう
 仲間や同胞を守ろうと逃れられなくなる
 告発と暴露 上官へ下からの突き上げ
 仲間の罪をあげつらい、「友を売る」ことで賞賛される
 

・シベリアでは反軍階級闘争、撫順では「認罪」が中心となる
 帰国者はアカとされたがソ連抑留帰りは日本軍の「残虐行為」を証言することはない
 これが違い

・収容所で密かに自覚したままの者もいたが、表向きだけでもと創作し、「非道悪行」を描き作品に仕上げた
 指導員から何どもチェックが入る、嘘でもいいから書けと言われる
 創作された物が出版された「三光」がそれである

・「軍国主義批判」「天皇制批判」「認罪」の三点

・死刑も無期懲役も出して成らぬとした周恩来の言葉「20年後に正しいと分かるだろう」
 70年代に中国交正常化し、中帰連や本多らの著書が出版されその通りになった
 日中国交回復運動そのものが彼ら洗脳された者が主導した
 ニクソンショックが輪をかけた

・帰国後中帰連は二つに分かれる
 毛沢東側「正統」と、日本共産党
 日本共産党は毛沢東とは没交渉であり日中国交正常化に際しては社会党や公明党が動く

・「改造」された人達が自ら申し出て戦犯管理所だった場所に6メートルの高さのある「謝罪碑」を立てる
 朽ちることも無い、残る

・捕虜の留用、洗脳は明らかに国際法違反

「絶対的な人格への傷」と作者は書く
 明らかに普通で無い謝罪風景、非人道的謝罪
 人権、国際法の観点から見直すべき


・国際法に訴えるどころか歴代首相がアジア諸国への謝罪を繰り返す、謝罪文化の種を撒いた


以下は自分が感じたことーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・死刑も無期懲役も出して成らぬとした周恩来の言葉「20年後に正しいと分かるだろう」
 70年代に中国交正常化し、中帰連や本多らの著書が出版されその通りになった
 日中国交回復運動そのものが彼ら洗脳された者が主導した

・日本人は「善人でありたい」や恩義や性善説的対人観が利用される
 恩を受けても知らん顔できる中国人なら洗脳は無理
 善人であるな、卑怯であれ、道徳心など失う必要は無い
 そうでない人間もいるということ、想像を絶する方法で人を操る類の人間が存在すること、そのおぞましい方法など
 それらが存在する事
を教えるべき

・日本人は洗脳されやすいか
 罪の意識を植え付けられる、恩に報おうとする、恩義に硬い、性善説的人の良さ
 徴兵されたこと、上官の言いなりになること、故郷での貧しさなども利用された

・工作に関わった中国人朝鮮人の殆どが日本留学の経験あり
 孫文、蒋介石など含め留学生が日本を陥れる
 現在アメリカや日本に渡っている中国人留学生は将来どうだろう

・国交正常化で動いた中帰連正統メンバーは周恩来から「もう認罪・謝罪はするな」と言われた
 その頃国内での講演などで「嘘の罪の告白」がエスカレートしていた
 南京事件に関わったと自白講演する者は事件当時7歳でしかなかったなど明らかな嘘が横行
 周恩来も行き過ぎた認罪は危険と判断したか

・中帰連が中国に謝罪する極悪非道の行為の詳細は
 実は通化事件において残留日本人が中国共産党・朝鮮義勇軍にやられた光景そのものだったのではないか
 関東軍参謀や満州国官僚でありながら民間日本人を守ることが出来なかった、後悔と懺悔の念が形を変えているのではないか
 既に一切の記憶も自覚も失せているが、懺悔の念だけは念として残る
 謝罪とは実は助けることが出来なかった日本人への思いではないのか


・共産党に利用されたのは撫順戦犯管理所の日本人だけではない
 大陸での脱走兵、脱落者、あるいは元からの共産党支持者
 102歳で無くなった(報道ステーションの中で)「神の医師」とされた山崎宏氏もその一人と考えられる
 本人の善意とは別に、中国共産党にとって利用価値のある人間として重宝されたのは確実
 

 報道ステーションがやったように向こうの意図のままに報道することの異常さ、
 美談としてあるいは日中友好の好例として取り上げられるが、実際には巨大なプロパガンダ戦略の犠牲者である 
 美談や偉人として賞賛して済む問題か
 山崎は「日本皇軍の残虐さ、中国人民の親切さ」を強調し贖罪のために中国に残り金儲け度外視で医師を続けた
 44年に脱走して後の行動が不明、「彷徨ううちに中国人に助けられた」のみ
 戦時中より八路軍は日本脱走兵や捕虜を「生かして利用」を実行していた


・卑怯な者ほと上に立てる、卑怯という才能ある者の下克上
 自己愛強い者、ルサンチマン、コンプレックス強い者が上に
 中心にあるものは欺瞞偽証
 共感や人道を理解できない者が上に
 マルクス経済でさえない、「共産」とは実質無関係
 ーこれが「共産主義者」の本質と考える 
 実質悪魔主義と読んでいいくらいだ
 勇敢で信義恩義重んじる者、サムライ精神ある者ががリーダーとなる世界とは真逆

・最終的には「人間を改造する」「世界人類を改造する」が目的
 上記悪魔主義により特権階級となった者が牛耳るため
 これがディストピアでなく何だろうか
 オーウェル「1984」、オルダス・ハクスリー「すばらしい新世界」などディストピア小説の世界=共産主義


・「南京虐殺」「従軍慰安婦」などの捏造を世界が事実認定して日本を糾弾する世界は
 これら共産主義=欺瞞主義、悪魔主義に飲み込まれる事を意味する
 
・実際「日本人戦犯を改造することがすなわち世界人類を改造することに繋がる」との中国工作員の発言がある
 日本は洗脳を国際法違反としても世界に広めるべき




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コメント

おはようございます

同感です。
ルサンチマンをかきたてて責任を負わない大衆を養い、その大きな力の指導者となるのが本多勝一や朝日新聞という構図。
ああ、見苦しい。

>イーグルスさん

本多勝一は若い頃に「中国の旅」を読んで胡散臭さに愕然としました(笑)
日本に落ち度があるなら、こういう輩が欺瞞偽証で主導するのを許し拡がるのに任せ、中国韓国を付け上がらせて来た事ですね。
偽証を基にして日中友好、平和平和と言ってる者こそが国家危機を呼び寄せていると思います。

もはや本田勝一や朝日新聞だけの問題ではない

あなたの鋭い文章に全く同感です。拡散すべきですね。・・・
あなたが以前に載せていた日本人捕虜の謝罪シーン。恰幅のいい日本軍人が、泣きながら土下座して悪う御座いましたと叫んでいた。それをfilmに収めていた。あのシーンが頭から離れません。日本人があんな目にあわされていたのを知っても、何も言わない日本という国に絶望です。日本は国民を守らない。
日本に落ち度があるなら、こういう輩が欺瞞偽証で主導するのを許し拡がるのに任せ、中国韓国を付け上がらせて来た事ですね。さらにまた日本は自国の名誉さへ守らない。
国体とか、日本政府とか、武士道とか、空っぽの造語でごまかしているだけ。この問題の中に日本の弱点と、未来のなさが集約されているように思います。ここは徹底的に論じるべきだと思います。本田勝一や朝日新聞だけの問題ではないです。責任を朝日新聞やNHKに一任し、しかもその支配下に甘んじ、それらに追従し日本人の未来や日本国の未来をとことん貶めているのは、大多数の日本人の「矛盾を付く目の無さ」、何をどう考えていいのかも分からない、国家的認知症、言い換えれば日本人全体の認知症的国家観が全ての根源だと思います。

>ブリュッセルさん

いつもコメントをありがとうございます。

弁護人も無く被告の弁明もさせず、そんな「軍事法廷」が開かれた異常さを思うと居たたまれないです。
あの東京裁判でさえ弁護人がおり一応の弁明はさせ記録にも残しているのに。
「思想改造」だけでなく異様な裁判が開かれた事実さえ殆ど知られていないのも残念なことです。

>矛盾をつく目の無さ
高度成長~バブル期の間にやられちゃったんでしょうね。分岐点は三島由紀夫自決だったと私は思っています。
有名な「無機質な、からっぽな、ニュートラルな、抜目がない経済的大国が残るであろう」ほか予言の書の如く、今に至る日本の姿は中共の脅威含め全て三島の著書や発言に見つけ出せるんじゃないでしょうか。

変な言い方ですが、三島不在となって以降まるで目の上のタンコブが無くなったとばかり日中国交正常化、本多ら新左翼の横暴、自民党のぐちゃぐちゃが噴出して来たように思うんです。
自決は日本人覚醒のための捨て石との説がありますが、生みの苦しみ=一回どん底へ落ちてからでないと認知症から抜け出せなかったのでしょうかねえ・・。
今も抜け出せてる訳でもなくその確証も無いですし。民主党政権が「底」だったと思いたいです。

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